
小さな作品の組み合わせです。昨年からこのような作品を制作しています。下の方を少しずらしています。「ずらす」とか「ずれる」という事象が気になっています。「ZURE」ということが、キーワードとなることが、この世界にはたくさんあると考えています。
ギャラリーからの風景です。ギャラリーは「フランソワ•ド•ヌフシャトー」という通りに面しています。通りの名前は、人物名です。この人がどんな人かはわかりません。検索してみると、フランスの貴族/政治家(ニコラ•フランソワ•ド•ヌフシャトー)という人でしょうか?あっ、左にワインのボックスが映ってしまいました。フランスはワインの国です。

ギャラリーの目の前に大きな建物があります。なにかしら重々しい感じのする建物です。体育館施設として利用されたり、イベント施設として利用されているようです。しかし、ここは歴史的な場所でもあります。建物にこのような案内版が掲げられていました。なんと書いてあるのでしょうか。辞書を引き引きして調べました。
「たくさんの子供たちや大人たちがここ11区に集められた。1941年8月20日、1942年7月16日。その夏の日、アウシュビッツにユダヤ教徒であることを白状するために送られた。」というような内容だと思います。このように、きちんと負の遺産を説明していることに、フランスの良心を感じます。この重々しい建物と、わたしの作品がどのように対峙しているのか、作品は空間の中で存在しているので、道を隔てたこの建物と相対的な関係も出てくると思います。そのうえで、私の作品の存在意味は何なのだろうと考えていました。
Galerie SATELLITE 2