2020年11月3日火曜日

「谷津書庫」とは何か

 習志野市にこのような建物がある。『谷津書庫』という小さなプレートが一枚だけ門に付けられている。はじめてこの建物を見た人は、なんだかわからないだろう。周りは住宅地であり、リハビリセンターが道を隔てた隣にある。


 無機質なコンクリートの建物であるが、これが建造されているとき、施主や建設業者の情報が道に面してかけられているのを見たことがある。そこには「大蔵省」と書かれていた。大蔵省財務省の書類を保管してあるのだろうか、たぶんそれ以外には考えられない。頑丈な窓は一枚一枚防犯装置のようなものが中から付けられている。






 手がかりがなく調べることをやめていたが、先日財務省のサイトでこのようなものを見つけた。






 ここに掲載されている「谷津書庫」というのは、この習志野市にあるこの建物のことではないだろうか。この文書にも詳しいことは何一つ記載されていない。

 また、国立公文書館のサイトでこのような文を見つけた。何か関係することがあるのだろうか。

 「関東大震災によって発生した火災のため、多くの省庁は公文書を失いました。大蔵省の場合も例外ではなく、震災後の写真からその惨状がうかがえます。文書保存の必要性を再認した大蔵省は、コンクリート製「不燃書庫」の建造と、各方面からの資料収集による焼失記録の復旧に努めました。」