2016年10月29日土曜日

M.Hanadaの優雅な日々

 2016年10月24日(月)前の土曜日が仕事だったので、その代休。午後から出かけた。有楽町の角川シネマ有楽町で『奇蹟がくれた数式』を観る。インドの青年ラマヌジャンが、イギリスのオックスフォードのトリニティ・カレッジのフェローとして迎え入れられるまでの実話を作品化したもの。感動を呼ぶ作品だった。他を受け入れることは、受け入れる側に大きな度量がなければならない。これこそ崇高な精神であるように感じた。今の世はあちこちで排他的な流れが止まらない。現代社会のアンチテーゼとしても観ることができるような気がした。
 そのあと、遅いお昼を交通会館の地下『ひょっとこ』でとる。私の好きな『柚子ラーメン』だ。いつものムツゴロウに似たお爺さんは、洗いものをしていて、新しい爺っちゃんが作っていた。ひょっとすると年齢的には爺っちゃんではなくて、おじさんかもしれない。
 この日は、銀座ブロッサムの落語会(柳家喬太郎・柳家小満ん)に行く予定であり、まだ2時間ほど余裕がある。いい余裕かもしれないと思い、いつも気になっていた「銀座湯」(銀座1丁目)に行くことにした。長年ずっと気になっていたのでいい機会だ。このあたりに来るといつも寄るギャラリーに足を運んだあと、「銀座湯」へ。


 秋の季節がいい。これより寒くなるとコートを入れるくらいのロッカーがない。東京都の銭湯は460円。気持ちのいい時間だった。
 ひとっ風呂浴びて、「やなか珈琲店」(銀座3丁目)でコーヒー(240円)を呑み、落語会へ。