2016年8月18日木曜日

山手線ウォーキング前半

長年の夢、山手線一周。とうとう2016年夏に行動開始することができた。
8月1日朝8:58、山手線秋葉原から出発。やや曇り空、でも暑くなりそうだ。ガード下のB級グルメのエリアはなかなかいいかも。















御徒町、9:11着。その昔『MGCボンドショップ』というモデルガンの老舗があった。しかし、いまはその会社は存在しない。
上野駅、9:24。さまざまな美術館が並ぶ最寄駅。コルビジュエの西洋美術館が世界遺産に、3月にパリのラロッシュ邸に行った。一昨年はポワシーにあるサヴォア邸に行った。
9:36鶯谷駅。細かい道がたくさん。やはり谷の地域である。

10:10霊園で迷ってしまったので、かなり時間のロス。



10:22


田端着、10:35。「田端文士村」と言われ、芥川龍之介がよく行った蕎麦屋の「浅野屋」も駅の近くにある。







 駒込には、11:00。

巣鴨には、11:21。巣鴨は、地蔵通りがあるので楽しい。そのうちここで飲んだくれたいなあ。










大塚駅はいつも電車で通り過ぎるだけだが、都電駅もあり、ここでダラダラしているのもいいかもしれない。11:40








12:13池袋到着。文京区音羽に住んでいた19歳のころと、練馬に住んでいた24歳〜27歳のころは、何かと言えばブクロだった。








目白には、12:43









ということで、高田馬場。12:58。高田馬場は、大学ばかりではなく、専門学校もたくさんある。8月1日、今日はここまで。残りは後日としましょう。

2016年7月23日土曜日

縦書きの不滅

 ネットをはじめ、街を歩いていると、実に横書きが多いことに気づく。漢字文化圏の中国でも、新聞は横書きだ。石川九楊の『縦に書け!』という書物も、なるほどと理解はできても、グローバルスタンダードという巨魁的な何者かに駆逐されるだろうと思っていた。手書きから印字文字に移行する現在。もはや縦書きは消えてゆく運命にあるのか、と嘆いていた。
 そんなとき、私のPCの背後には書棚が設えてあるのだが、PC画面から目をそらすと、本の背表紙が目に入る。書棚に書物を縦に置くというのは、洋の東西を問わず共通しているはずだ。もちろん和綴じ本などは横置きにしなければならないのだが、昔の和綴じ本には背表紙はない。縦書きの日本文字が、なんのストレスも感じることなく、すんなりと読むことができる。横文字のものは、背表紙であったとしても、横書きだから横書きの文字であるとあらかじめ脳に指令を送らなければならない。横書きの背表紙はそれぞれ「書き下ろし」「書き上げ」があり、ネットを探ると、それに詳しい人のサイトが現れ、なるほど自分と同じようなことを考えている人はいる。
 本の背表紙がある限り、縦書きは非常に便利で見やすいものである。とすると、日本語の国では、縦書きが失われることはないと確信することができる。また、海外の横文字文化圏の道路脇の看板に、ローマ字などが縦書きにされている例が少なからずあるという。もちろん、近年になってのことらしいが、スペースなどの面から考えると、この縦書きがいいらしいのだ。
                気がついて、なぜかホットしている自分が見える。

オマールの壁

   オマールの壁

 2013年            原題『OMAR』    パレスチナ  監督:ハニ・アブ=アサド

 スクリーンに壁が映し出される。何枚もの板が突き刺さったような、なんとも異様な風景だ。街を切り裂くように無慈悲に立っている。これは、イスラエル政府によって建設された分離壁である。政府の説明では、「セキュリティ・フェンス」であり、パレスチナ人による自爆テロの防止のためであるとしている。しかしこの壁の存在によって、パレスチナ人の生活そのものが分離されてることは確かだ。
 主人公オマール(アダム・バクリ)は一本のロープを使って8メートルほどもあるその壁を乗り越える。恋人ナディア(サーム・リューバニ)に会いに行くためだ。そして、オマールは、友人のタレク(エヤド・ホーラーニ)とアムジャド(サメール・ビシャラット)とともにイスラエル軍への襲撃を企てていた。

 実行後、ナディアを含む四人の運命は大きな音を立ててきしみはじめる。歴史に翻弄されるイスラエルとパレスナの今の姿がそこにある。

 アメリカ合衆国大統領選挙共和党候補ドナルド・トランプがメキシコとの国境に壁を造るといっていたが、その先行形態はすでにあったのだ。
                             日本語監修は重信メイ
                     
                          (6月4日千葉劇場にて)

2016年4月16日土曜日

PARIS

 2016年3月17日から29日まで、パリ3回目の個展を開催しました。私は17日から23日まで滞在しました。近くで頻繁にデモがあり、今回の訪仏では特にこのことを考えさせられました。日本においてもデモの考え方が大きく変化してきたよう思えますが、まだまだ意識が届いていないように感じます。小さなデモであっても、人々の意志はきちんと伝えるべきだと思います。

2016年1月31日日曜日

『書く女』二兎社公演

 二兎社の芝居を久しぶりに見た。今回の作品『書く女』は樋口一葉を描いたものである。明治の始まりに生まれ、その時代動向と貧困の中で書き続けた一葉。この時代が、もしかすると、2016年現在の日本の状況と極めて類似しているのかもしれない。そんなことも思わせる内容であった。永井愛という書き手には確かにその意識はあるだろう。『歌わせたい男たち』という作品も、権力の動きに敏感に反応したものであったと思う。文壇の言論が、ナショナリズムに絡め取られてゆく明治初期、一葉の作品は男性社会に対する戦いと同時に、時代への戦いであった。『書く女』は「戦う女」であったのかもしれない。一葉(黒木華)半井桃水(平岳大)。1月30日、世田谷パブリックシアター。

 観劇の前、お昼は三軒茶屋の『AFURI』で柚子塩ラーメンにした。ここの『AFURI』は3回目になるだろうか、恵比寿の『AFURI』はいつも列をつくっているが、三茶の『AFURI』は混んではいない。その点はうれしい。980円は高いかもしれないが、麺は細めでしっかりしている。やはり柚子塩はいい。お昼といえば、茶沢通りにある肉の『川善』のとんかつ定食もいい。一階の店舗がお肉屋さんで、二階が食堂である。闇市ふうの有楽通りも面白い。三茶は冒険できる街だ。ちなみに、茶沢通りとは三軒茶屋から下北沢に通じる通りである。

2015年12月27日日曜日

気まぐれ野郎メシ(沖縄そばのあんかけ)

沖縄そばを利用。そばは生麺なので、軽く2分くらい湯でるだけ、人参の薄切り、キャベツのザク切り、しめじを適当量合わせ炒め、あんかけにするだけ。
 これは、美味しい。もちろん、いろんな野菜を使ってOK。中途半端に余った野菜を利用すればよい。あんかけの味付けも、塩ベースででも醤油べーすでもよい。私は、沖縄そばの出汁を冷蔵庫に常備している。これはいろんな料理に利用できるので、便利。

気まぐれ野郎メシ(トマトツナ缶詰)

久しぶりのブログ。なんだか美味しそうに撮れていないなあ〜。しかし、そもそもそんなにたいしたことのないものであることは確か。腐りそうになったトマトをなんとかしようと思い、玉ねぎとピーマンを軽い塩味で炒めたその上に、トマトをグサグサ切り、ツナ缶詰を和えてのせただけ。