天気のいい午前中、なんとなく外の空気を確認しようと思い、マンションのベランダに出た。すると、霧除けの上になにやら生き物がいた。ネコかな?とよく見ると、なんとミミズクだ。えっ、なんでこんなところにミミズク!?たしかにミミズクだ。私の気配を感じて、こっちを見ている。といっても、夜行性なので目は見開いていない。なんだか眠そうに見ている感じだ。私の動きにあわせて、顔が動く。ミミズクは、夕方暗くなるまでそこに居た。そしていつのまにか暗闇に消えて行った。なんだか気になってしかたがない。
家人は、ペットとして飼っていたのが逃げ出したんじゃないか、という。木菟は何かの使者だったのでは、と私は思っている。
木菟•梟が、なんだか急に身近な存在に感じてきた。森の中に存在するものたち。わたしたちは畏敬の念をきちんと持っていたいものだ。