第一回は、『銀座湯』で、すでにこのブログで紹介済みなので、第二回目から。
第二回『金春湯』
東京都中央区銀座8−7ー5 14:00~22:00 日祝定休
都内でも、中央区と言えば中心の中心。ビルの中にあるというのが多い。この『金春湯』もビルの一階。きれいで清潔感が漂う銭湯である。まあリフォームされたばかりという感じである。場所柄そんなに広くはなく、お客さんもこの近隣の住居者というよりは、調理関係の職人さんという感じの人が多いかもしれない。『金春』(こんぱる)とは、かつて能の「金春流屋敷」があったことからの命名。
第三回『黄金湯』
墨田区太平4ー14ー6 15:30〜24:00 休日不定休
錦糸町駅から少し歩く。日曜日は「生レモンの湯」の日。湯船が三つあって、それぞれ温度が微妙に違うような感じ。絵はタイルであり、南国の夕日の海。中央区とは違って、下町らしく鏡やカランはいかにも使い込まれた感じである。
第四回『十思湯』
中央区日本橋小伝馬町5−19 15:00〜23:00 休日日曜日
三階建の素敵な建物は、旧十思小学校。いまは閉校して都の施設になっている。この隣に『十思湯』がある。なにか健康センターのような感じであるが、2014年にできたようで、真新しい。湯船も広くゆったりしている。サウナもあるが、別料金。「十思」というのは、中国北宋の『資治通鑑』にある言葉。壁タイルは広重の「日本橋」だ。
第五回『大黒湯』
墨田区横川3−12−14 平日15:00〜5:00 土曜14:00〜5:00
日祝13:00〜5:00 定休:火曜日
錦糸町駅から歩くとすこし遠い。薬湯は日替わり、サウナもある。スーパージェットという名称のぶくぶく。ジェット水流ということですか。奇数偶数で男湯と女湯が入れ替わる。なぜ?奇数日は男湯が露天風呂の側になる。ヘアードライヤーは無料なのがありがたいが、概ね銭湯のドライヤーは弱め。普通20円かかる。